Generative Typographyを学んだ

今日はBNN CAMP vol.11「Processingワークショップ」に参加した。講師はMETAPHORの永嶋敏之さん。内容は前半の1時間半くらいでProcessingの基本を学んで、後半30分くらいでジェネラティブなタイポグラフィ作品をを作るというものだった。

結論としてはめちゃくちゃ良かった。

ビジュアルコーディングには非常に可能性を感じる。インタラクティブな作品でなく、静止画としてだけでも十分にデザインやアートにも使える。グラフィックソフトでは出来ない表現もコードでジェネレートできるし、偶然の美しさに出会えたりもする。

ここ数年、プロジェクションマッピングやライゾマティクスさんの作品など、
デジタルアートがすごく盛り上がっているが、僕が感じた事は夏の風物詩である「花火」もデジタルにバトンタッチされるような気がしている。

コストや資源、環境問題を考えるとデジタルにしたほうが効率の良い部分が沢山あるように思う。そして、表現も年々レベルアップしているので、花火より美しく面白いものを作る事が可能なのではないかと感じた。

寂しい話ではあるが、いつか花火師という仕事は無くなってしまい、クリエイティブコーダー達にバトンタッチされてしまうのではないだろうか?と妄想していた。

それで、今日僕が作ったクソみたいな作品は表紙に使われている画像である。
でも、これをイラレで作ろうと思うと一つ一つの透明度をランダムにしてあるので、なんだかんだ時間がかかってしまうが、Processingなら5分くらいで出来る。それだけでも素晴らしい事だ。

本当はバーゼルの巨匠エミール・ルーダーさんの作品みたいにしたかったのだが、時間的に僕の実力では無理であった。もっとプログラミング絵を描くように自然にできるようになるのが、近々の目標である!