MMAファイターをインターネット人材に例えると

久しぶりにMMAクラスに参加した。これまで基礎運動とレスリングの練習がメインだったが、とうとうストライキング(打撃)を加えた、いわゆるボクシングレスリングのステップまで来た。

未経験者揃いだったMMAクラスも、やっとMMAぽくなってきたというわけだ。

ボクシングレスリングのマススパーは、意識する所が多すぎて大変だった。パンチ、タックル、組みを警戒、駆使して戦わなければならず、想像以上に難しかった。

MMAクラスに参加すると、もっと打撃上手くならなきゃ、寝技やらなきゃ、タックルできるようにならなきゃとか、、嫌になるほど頭の中が忙しくなる。

MMAは、複数種目を学び続けながら、それらをミックスして、総合的に能力を発揮しないと勝てない種目なので本当に忙しい。

近年インターネット業界では、仕事や事業のことを「総合格闘技」と表現する人がよくいるけど、僕は敢えて逆で例えてみたい。

MMA最高峰のUFCファイターをインターネット業界の人材で例えてみると、紛れもないスーパーハイパーフルスタック人材と言えるだろう。

キックボクシング

レスリング

柔術

グラップリング

メンタル

判断力

スタミナ

戦略

チーム力

..他

ざっくり書いただけだが、これら一つも欠かさずにトップレベルを求められるのがUFCファイターだ。

UFCファイターをネット業界のスキルで置き換えるのならば、

デザイン

エンジニアリング

ビジネス

マーケティング

営業

マネジメント

..他

これらすべてがトップクラスという恐ろしい..人材になる。

(MMAのスキルをネット業界のスキルに置き換えて考えるって、意味わかんないことを書いていることは、重々承知しております。。)

何が言いたいかと言うと、、MMAという多種目をミックスした総合スキルを習得するのは非常に忙しく、その中で勝ち続けるということは想像を絶する困難さがあるということでした。

MMAでトップレベルにいくということは、インターネット業界で例えるならば、デザインもプログラミングも、はたまた営業もマーケも戦略もマネジメントもそれぞれを高いレベル(本職の人と同等のスキル)で行え、さらにはそれらをミックスさせて価値を生み出す、ユニコーンフルスタック人材になることと同様と言えるのかもしれない。

まあ、MMAもビジネスも、最高の人材がいるから勝てるということでもないが..。

とにかく僕は、プロのMMAファイター達を心から尊敬しています。いつしか日本人初のUFCチャンピオンの到来をただ楽しみに祈るばかりです。