相対性理論を感じて

今日は、とあるプロ選手にボクシングのマススパーリングの相手をしていただいた。

それはそれは壮絶な体験だった。

網膜に一瞬、点のようなものがチラついた刹那、既に相手のパンチは僕の顔面を捉えていた。

人間ってこんなに速く動けるのかと、ただただ驚くばかりで、圧力もスピードも何もかもが初めての体験すぎて、記憶にあるのは、数えきれないほどのジャブ、ストレート、左フック、左右のボディを被弾したことだけだった。

微笑みながら放たれる、その嵐のような攻撃は、時の概念が違うような速度差で、一般の人が生きる世界線とは違うところから放たれているようだった。

これはもしかすると相対性理論ってやつを実際に体験してしまっているんじゃないかとさえ感じてしまい、恐怖を通り越して感動してしまった。

トッププロの格闘家は凄い。

これだけボコられて、こんな気持ちになれるのだから、俺はまだまだ強くなれる筈だ。