なすがままに

無職になってしまった。

まさか38歳で無職になってしまうとは、数ヶ月前までは想像もしていなかった。人生何が起こるかわからない。

なぜ無職になったかは、自分だけの問題ではないのでここには書けないが、知り合いはこっそり聞いてほしい。

無職になると、強制的に人生について考えることになる。意外にも会社でガムシャラに働いていたあの時よりも、学びが多い時期だなと実感している。

ただ、それなりに転職については毎日考えたり、悩んだりしている。

最近、佐藤航陽さんが、成功は運だということが科学的に解明されたと言っていた。

この事実から考えると、別に転職先は何でも良いかもなとか..思うようになってきた。
多くの人が成功しそうなイケてる組織に属することができるのであれば入りたいと思っていそうだけど、成功しそうな組織だから入社するというのは、どちらかと言えば良くない判断(全然悪くないが)なんじゃないかと思い始めた。

だって、成功するかしないかは、最終的には運なのだから。

運ってのはめちゃくちゃよく分かる。どんなに頭が良い人でも、誰も未来を予測できないからだ。10年前に10年後が予測できた人はいないだろうし、次の10年も同じく予測不可能だ。コロナなんて一般人は1mmも予測できなかったわけだし。未来予測なんてざっくりでは意味がない(時期やタイミングを含めて予測できないと有効活用できない)。

なので何が言いたいかというと、自分の進路は、パズルのピースがピタッとハマった組織や人であれば、それで良いなと思う。これまでだってそうやってやってきた。思い返しても過去に、何となく深い理由なしにnote社に入ったことは運が良かった出来事の一つと言える。たまたま入ったタイミングもすごく良かった。そこで出会った仲間や実績のおかげで割と能力を評価してもらったりしている。

なので、めっちゃ考えて有名なあの会社に入ったみたいな感じよりも、恋愛みたいにたまたま出会ってマッチングした会社が良いんだろうなって思う。

優秀ぽい人間は頭を使って、自ら人生を切り開いていると思いがちだけど、きっと人類の真実は「なすがままに」なんだと思う。

尊敬してやまない格闘家の堀口恭司が「なるようにしかならないと、自分は心から腹を括っている。なので不安はない」と言っている。

ビートルズも言っている「Let it Be」と。

きっとそれでいいんだね。焦らず出会えたらいいな。。

次回ブログを書く時の自分は何を思っているのか答え合わせが楽しみです。