感情と肉体の境地 HIIT

HIITトレーニングを始めた。

一切運動しない自分に不満を感じていたことと、持病の対策に加え、集中力を高めるには運動が良いと風の噂で聞いたからだ。

HIITトレーニングとは、雑に言うと短時間の間に高強度の運動とインターバルを繰り返し行うトレーニングのことだ。これまた雑に言うと、世界一効率がいい最高の運動らしい。ググれば腐るほど出てくるので興味があれば調べてみてほしい。

個人的にHIITトレーニング最高だ。超短時間でめちゃくちゃ運動をやった気になる。ただし、ハード過ぎて毎回吐きそうになる。

一人でも可能なトレーニングなのだけど、僕はこのトレーニングをやるためにわざわざジムに通い、グループプログラムに参加している。HIITトレーニングは、サボろうと思えばいくらでもサボることが可能なので、適切に継続的に行うには、トレーナーと仲間がいないと難しいのだ。限界まで負荷をかけて「もう限界..」と思ったタイミングで、トレーナーがケツを叩いてくれる。周りを見れば一緒に頑張っている仲間たちがいる。一人じゃない、その感覚が自分の限界へと導いてくれる。

なんて言うか、もうトレーニングというか、その場にいる人との一体感が出て、自分の中で何かが爆発する。みな顔を歪めながら、酸欠になりそうになりながら必死に頑張っている。カタルシスって言葉を短時間で実感でき、人間は集団で生きているという事を実感させてくれる。ビーモンスターやクラブ系のプログラムが流行るのは頷ける(僕が参加してるジムは全然チャラくない硬派なジムだけど)。

初めてやった時、俺が求めていたものはコレだ!と確信した。このトレーニングを続ければ確実に良い体になれるし(トレーナーの方が某有名格闘家なのだが、最高に良い身体されており、フィジカルはHIITメインらしい)、健康になれるし、何よりもメンタルというか、成し遂げるという事の訓練になる。前日に深酒することもなくなり生活リズムが良くなる(二日酔いだと多分吐く)。何より、学習コストが低い。

本当は過去にキックボクシングをやっていたこともあり、また格闘技やりたかったのだが、学習コストが高い事と、周りとの才能や、コミット頻度による上達進度に嫌気がさして足が遠のきそう + 基礎体力がなさ過ぎてそれどころじゃなさそう、というジレンマに苦しまされるだろうと、自分の脳内シミュレーションを幾度も繰り返した末にHIITトレーニングを選択した。

その選択は間違っていなかった気がする。トレーニングは誰かと競うものではないので、ストレスフリーだった。体力がついたらキックボクシングか、MMAにチャレンジを検討してみる。

HIITトレーニングをやれば大抵のハードシングスは乗り越えられるようになると確信した。これよりツラい事はあまりないので..(トレーニング自体は非常に楽しいですよ..)

日常生活に支障が出るほどの筋肉痛を抱えながら、ロイヤルホストにて。

この本チラッと読んだけどシンプルにまとまっていました(アフィリエイトではないで)。
世界一効率がいい 最高の運動‬