昨年末あたりから、デザイナーを名乗るのをやめてみようと思った。
手を動かしてプロダクトに磨きをかけるよりも、戦略・戦術を考える事に興奮している自分に気がついたからだ。もっともっとマクロな視点でプロダクトを正しい方向に導きたい。
最近、マーケティングの本を読み漁っていたら、マーケティングとブランド戦略は密接に繋がっていることがよくわかった。もっと言うと、マーケティング、ブランド戦略、ユーザー体験、プロダクトデザインは、どれが欠けても優れたブランドは形成されないことが理解できた。さらに、これまでどこか神秘に包まれていると感じていたブランド戦略も効果測定できることがわかってきた。
(めちゃくちゃ当たり前な事言っているかもしれません..)
ということもあり、僕はcrispy社のCDOとして、マーケティング、ブランド戦略、ユーザー体験、プロダクトデザインの真ん中に立っているべきだし、そうであろうと強く決心した。
そのためには、デザイナーと名乗っていては、どこかミクロなデザイン作業に逃げてしまいそうな自分がいると感じたので、敢えてデザイナーを名乗るのをやめて、CDOとプロダクトマネージャーの職能を全面に出すことにしてみた。
ただし、手を動かすことをやめる気は一生ないし、チームに背中を見せながらプロダクトづくりを牽引していこうと考えている。
余談ですが、元EXILE(LDH JAPANの創業者)のHiro氏は、指示するだけのリーダーに自分ならついていきたくないと考えたらしく、誰よりもハードなトレーニングをこなし、自らの行動で在るべき姿勢を示すために、ギリギリまでパフォーマーとしての活動にこだわったらしい。
自分もそういう存在でありたいと思った。
【おまけ】感銘を受けたマーケ本3選
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