壁打ちで浮かび上がる本当の気持ち

相性の良い人と、意見の壁打ちをすることは有意義であることが多い。壁打ちをしていると、自由なやり取りの中で、自分が本当に思っていたことが浮かび上がり、理解できたりする。

自分の胸の内に秘めていた、自分ではいまいち気づくことがきなかった、想い、意見、課題、問題が認識できるのは、すごく気持ちの良いことだ。人間の喜びの一つなんじゃないかとさえ思う。

居酒屋で、仕事の愚痴を言い合うサラリーマンにはなりたくないが、仕事の課題や改善案を壁打ちし合いながら飲むのであれば、有意義になることは多いし、そういった場は必要だと思う。

なので、居酒屋で愚痴を言っているサラリーマンも、「よし!俺は明日上司にカマしてやるぜ!」みたいな具体的な改善案の起案と行動まで結びつくのであれば、あながち否定することはできない。

(ちなみに僕は一切、会社の愚痴とか言いません!)

ただし誰彼構わず、色々な人と壁打ちをすれば良いというものではない。壁内には相性が存在すると思う。そして、ある程度のレベル感(知識、スキル、地位)が揃っていないと適切な壁打ちにはならない。レベル感が違いすぎると単なる相談か、指導になってしまうことがあるので、目的が「壁打ち」であるならば、そこは注意が必要だ。

昨日、寿司を食べながら有意義な議論ができたので、急に思い立って書いた。