格闘技をはじめて半年

今日は2020年ラストジムだった。そして、格闘技を始めて半年が経った。

3月の終わりに入会して、一度だけキックボクシングのクラスに参加して、これから頑張ろうと意気揚々としていたら、すぐに緊急事態宣言が発令され、たった一度だけの参加で休会することとなり、幸先の悪い格闘技ライフの幕開けだった。

この時期は本当に落ち込んだ。不謹慎ながらコロナどうこうよりも、格闘技に行けないストレスが一番大きかった。

一度だけの参加で行けなくなった、幻の格闘技ライフ。「格闘技はやめておけ」と、神からのお告げのようにも感じて、縁がなかったのかなと..何度か諦めそうになったりもした。

そんな時、僕を救ってくれたのは、格闘家達のYouTubeだった。金原正徳さんのエアミット打ちは毎日やったし、京口紘人さんのお家でできるボクシングテクニック系の動画も参考になった。朝倉海さんの腹筋動画も毎日やった。那須川天心さんの♯100日後に那須川天心 も結構やった。朝倉未来チャンネルも毎回楽しみに視聴した。

僕がいま格闘技をやっているのは、格闘家の方々のYouTubeがあったからと言っても過言ではない。彼らのコンテンツがあったから、格闘技をやらずして格闘技熱を保ち続けることができた。

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結局、3月の終わりに入会した格闘技だったが、ちゃんと始めたのは7月からだった。

格闘技をやっていくなかで、根拠なき自信は簡単に打ち砕かれ、挫折や負傷も何回かあった。なかなか上達しなかったので、最初は辛いことのほうが圧倒的に多かった。

そんな中でも次第に仲間に恵まれ、指導者に恵まれ、どんどん楽しくなっていき、気がつけば約半年が経過していた。

来年は試合に出たいと、他の記事で何回か匂わせたかもしれない。

しかし、自分がやりたいことは試合に出る事よりも、ずっとずっと長く継続することだ。なので、今後、無理して試合を目指すことはないし、練習にのめり込みすぎて毎日通うこともないかと思う。

それよりも1年、3年、5年と楽しく継続できたら良いなと考えている。

今日、長年付き合いのある美容師さんに「ジム行きだしてから、声から自信や力強さを感じるようになった」と言われた。

自分では実感はないけど、長年付き合いのある方が言うのだから信じて良さそうだ。これも格闘技の副次的な効果だと思う。

肉体面も、好きなものを好きなだけ食べても、全く太らなくなった。それどころか太れなくなって困ってるほどだ。体脂肪率もずっと1桁で、36歳にしてはだいぶ良い身体だと思ってる。

このように、既に格闘技で色々なものを手に入れている。運動習慣、肉体、若さ、スキル、知識、仲間、人脈、自信、強さ、度胸…他。無理してこれ以上多くを望むことも必要ないかなと思ってる。

とりあえず目標はいつだって「継続」の2文字に尽きる。格闘技に限らず、継続だけが想像し得なかった場所に自分連れてってくれるパスポートだから。

なんつってね。来年もがんばろっと。