月別アーカイブ: 2020年5月

サンダーキャットパーカーFOREVER

服が死ぬ瞬間って悲しいですね。

破れたとか、汚いとか、色あせたとか、そういうんじゃなくて、着ようかなと思った時に「あ、死んでる」って思います。

ウチの親なら「なんで捨てちゃうの?」って言うくらい、まだ着れる範疇の劣化具合だけど、持ち主が死んだって思ったら、もう死んでいて、服の名誉のためにも無理して日の目を見させないほうがいい。成仏させたほうがいい。そういう判断になります。

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UFC249が教えてくれたこと

すべての大型イベントが中止になる中、コロナ禍に切り込みを入れたのは、アメリカの総合格闘技団体UFCだった。

UFC249は、ビックマッチの連続で様々な人間ドラマがあった。観戦者として常々思うのは、格闘技の世界は、勝敗による明暗の分かれ目がどの競争社会よりも厳しいと思える点だ。当然勝てばヒーローだが、負ければ身体はボロボロに傷つき、団体との契約内容にも響く。思い描いていたキャリアは一瞬にして崩れ去る。

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