格闘技をはじめて3ヶ月

格闘技を始めて大体3ヶ月が過ぎた。3ヶ月の間は、ほぼ週3、たまに週2くらいの頻度で通った。当初に比べたら上達したし、フランクに話せる同士達も増えて、ジムが第三の居場所になりつつある。

こんな感じで、浸りながらエモーションな振り返りをしたかったのだけど、今日は格闘技の儀式、洗礼、証明を感じさせるできごとがあった。

今日ジムへ行くと、耳を負傷している人が二人いた。一人はごく軽度だったが、もう一人は包帯をグルグルに巻いていた。これは決して、格闘技における「怪我」の恐ろしさを伝えたいのではない。

格闘技で耳と言ったら、わかる人にはわかるかと思う。ネットで「柔術 耳」とかで検索したら出てくるアレだ。

格闘業界や耳鼻科では「耳がわく」と表現されることが多い、耳に血が溜まり、治癒とともに血の溜まったスペースに脂肪が溜まり、結果的に耳が変形してしまう症状のことだ。耳の形状から連想して「餃子耳」や「カリフラワーイヤー」と言われることも多い。今日怪我をしていた二人は、耳のわきはじめの初期症状が出ていたようだった。。

彼ら二人も格闘技の歴は正直浅いので、数ヶ月でも激しく休まずに練習をすると、簡単に初期症状が出てしまうことが驚きだった。

格闘技を始めて約3ヶ月。これからはもっと頑張るぞ!と勢いづいたところで少しだけ心が萎えてしまった。

帰り道に、ひたすら原因と対策を調べた。どうやら少しでも耳が腫れたら氷で冷やして、腫れがひくまで練習に参加しないことが良いと書かれていた。

それと「格闘家名 耳」で色々な格闘技の耳をひたすら、もうひたすら画像検索しまくった。わかったことは、餃子耳になっている人はめちゃなっているし、なっていない人は全然なっていなかった。

体質によるところが多いのかもしれないなんてポジティブに自分に言い聞かせた。

本当は、36〜40までストライカー(打撃主体のMMAファイター)を目指して、反射神経が完全に衰える40以降は生涯柔術をやって(キムタクもやってるし)黒帯目指してやるぞーなんて思っていたけど、、人生設計狂うなあ。なんて思った夜でした。