喉から手が出るほど、格闘技。

脚を痛めてから1週間が経ったが、未だ完治しない。もう一度でも強烈なローキックをもらったら、また歩けなくなり、練習に出れなくなり、負のサイクルを繰り返すことになるのだが、そんなことよりも僕の心は格闘技を渇望していた。

佐藤大輔さんの言葉を借りるならば、

喉から手が出るほど、格闘技。

我慢できずキックボクシングの練習に参加した。

やっぱり練習は楽しい。

ミットを叩く音。スパーリングでの駆け引き。仲間たちと笑い合うひと時。ここには青春が詰まっている。

1週間休んだだけで、いつもより俯瞰してジム全体を見る事ができたような気がする。観察の中からいくつもの発見があった。

スパーリングも力を抜いてできた。脚の具合も悪くない。

格闘技を始めて、もう少しで半年が経つ。

もっと強くなろう。