スマホ依存症には格闘技

僕には格闘技をやっている理由がいくつかあるのだけど、一番の理由はスマホ依存症対策なんじゃないかと思っている。

僕は仕事柄、スマホを観ていない時間が殆どない。1日のうち、スマホを10分間すら観ない時間はない。

朝起きた瞬間にスマホを眺めて、身支度しながらスマホを眺めて、通勤しながらスマホを眺めて、仕事中も、ランチ中も、ずっとスマホを眺めて、帰り道も、帰宅後も、寝る前もずーっとスマホを眺め続けている。

この文章を書いている今この瞬間も、スマホを眺めている。

スマホを眺めることのメリデメについては、ここでは触れないでおくが、一つだけ言えることは、スマホばかり観ていると、心も体も不健康になるということだ。

わかっていても、心から理解していてもやめられないのがスマホの怖いところで、様々な対策を試みたけど、スマホを眺めることはやめられなかった。

そんな時にたまたま良かったのが格闘技だった。

格闘技をやっている時間は、スマホのことをほぼ完全に忘れさせてくれる。むしろスマホのことなんか考えている隙に相手の攻撃をくらってしまうし、寝技や新しい技術は集中しないと理解できない。 

僕の生活サイクルの中で、スマホから解放される唯一の時間が格闘技をやっている時だけだ。大げさでなく、本当の本当にそうだと断言できる。

格闘技をやることで、なんとかスマホ廃人にならない自分を保っている状態と言える。

運動全般がスマホ依存症に良いと思うが、格闘技はその中でも集中力や頭を使うし、痛みを伴う分、他の運動より効果的だと思う。

今日もジムへ行く前は、考え事とスマホの見過ぎで精神が悶々としていたのだけど、ジムから帰る時には気分爽快で笑顔になっていた。

これだから格闘技はやめられない。