2021年の振り返り

2021年を軽く振り返っておこうと思う。

時はコロナ禍。そして、テレワーク全盛時代。依然、旅行は行きにくかったり、飲食店も時短が続き、店でアルコールが飲めるようになったのも年の後半だった。友人とも微妙に会いにくい期間が続いたり。

そんな、人と会って交流することが美徳とされてきた空気は一時停滞し、人と交流せずとも市民権を得られる事となったコロナ禍は、不謹慎ながら自分にとっては妙な心地よさもあり、嫌いではなかった。しかし振り返ってみれば、思った以上にコロナに行動を制限された年だったんだなと、この文章を書きながら気づかされた。

前置きが長くなったが、2021年は、格闘技と仕事の思い出でほぼほぼ埋め尽くされることとなった年だった。

格闘技ジムは、自分の中で第三の場所として定着した。非常に多くの人と出会い、遊び、笑いの絶えない年になったのは、格闘技ジムのお陰と言っても過言ではない。

エピソードはたくさんあるし、かけがえのない友人に恵まれたことが端的に最高だったが、個人的なことだけを書くと、アマチュアキックボクシングの試合に2回出たことがハイライトである。

結果は負けてしまったが、格闘技の試合ほどの非日常はなかなか味わえないもので、人生観を少しだけ変えてしまうほどの出来事だった。目の前の恨みもない他人を、こ○すつもりで殴り合うというシチュエーションは、試合以外では決して体験することができない。人間として、一格闘技の競技者としても大きく成長することができた。

もう一つ大きな出来事は、6月頃からプロ志望選手に混じって超ハードなフィジカルトレーニングに参加することになった。現在半年ほど継続しているが、その甲斐あってフィジカルはめちゃくちゃ強くなれた。

MMAスパーリングをやる時に、これまで当然のように転ばされて、倒されて、塩漬けにされていた自分が、ほぼほぼ漬けられなくなった。それどころか、ほぼ倒されなくなり力負けすることがなくなった。37歳で力強く、スタミナもあり、競技的機能性のある美しい肉体を作れたことは、自分の中で大きな自信となった(一緒に受けている仲間のうち2人がプロ昇格となった。それ以外のメンバーも試合で良い成績を着実におさめている)。

来年は仕事を頑張りたいので、試合に出るつもりはあまりないのだが、MMAの試合は一回だけ出てみたい。それまではグループレッスンを継続して更に強くなろうと思う。

格闘技の話しはここまでにして、続いては仕事の話に変わるが、自分にとって優先度第一位の「仕事」は、まだまだ望んだような成果は出せていないので、2022年は改めて仕事に多くのリソースを割いていこうと思う。

現状、すでに人生が楽しいので、特段「成功したい」みたいな思いが強いわけではない。というか、成功と幸せはイコールでないので、関わるメンバーの幸福を追求していきたい。

そのためにも、仕事でもっともっと自分自身も、関わる仲間も、利用してくれているユーザーの方々も楽しませたいし、楽しい状況を作ることに興味がある。何かチームで作り上げてきたアイデンティティを示せるようなプロダクトをしっかり打ち上げたい。2022年はそれを実現させようと思っている。

あともう一つ、2022年にやっていこうと思っていることはアート活動だ。

理由としては、何か自己表現をしていないと、自分自身が萎んでいくような感覚に陥り、自分自身を好きでいることができなくなってしまうような気がするからだ。

思い返せば、3、4年前はカレー活動をしていたので、心のちょっとした隙間が満たされていたことを思い出した。

今の自分にはそういった活動を行うことができておらず、楽しい日々なのに、どこか満たされない気持ち悪い状態が続いているのだ。

大げさに書いたが、仕事やって、格闘技で体動かして、あと足りないもの..それは創作・創造。という、ごく人間らしいシンプルで本質的な欲求を満たせていないだけなんだろうな。

今夢中になっていることは音楽だ。実は2019年から、ある私塾で音楽理論を学んでおり、約2年半経った今、、やっと、、やっと..!苦労はしたが、理解が深まってきたので、今年はもっともっと理解を深めつつ曲作りに励もうと思う。

とまぁ、、久々に文章書いたらマジで!めんどい。超適当に書いちまった。2022年の暮れに、俺はこの記事を見返すだろう。その時の俺、少しでも今より満たされた気持ちになっていておくれよ。