久々の格闘技と仲間

約8ヶ月ぶりに格闘ジムへ行った。きっかけは仲良しの佐藤さんが誘ってくれたからだ。

仕事を終えて、嫌々ジムへ向かう。

ジムへ入館する前、多少緊張したが、目の前に着くと仲良しのプロ選手H君とG君がいて一気に緊張がほぐれた。

2人とも「久しぶりです!」と歓迎してくれた。

ジムへ入館すると、佐藤さんを始めとした久しぶりのメンバーが沢山いて、めっちゃ歓迎してくれたし、めっちゃ知り合いだらけだった。

格闘技を一緒に練習すると、肌を合わせたり、苦楽を共に過ごす時間が長いためか、普通の友情以上に絆が深くなりやすいと思っていて、みんなと久しぶりに会うことでまさにその絆を再確認することができた。

8ヶ月間、全く少しも運動はしなかったので、久しぶりの練習は当然めちゃくちゃ疲れた。

ミット打ちを終えて帰ろうかと思ったが、わりと仲良しのオールラウンダー(打撃、組み、寝技すべて強い)Nさんにキックスパーリングを誘われ、インストラクターのY君と合わせて、結局4Rやった。

ドSなNさんはニヤニヤしながら終始プレッシャーをかけてきて、完膚なきまでにボコボコにされた。俺はもはやおもちゃだった。Nさんは最後までニコニコしてた。

本当に終始圧が強くて、大げさでなく一瞬たりとも休ませてくれなかったので、終わった瞬間に酸欠で吐きそうになりトイレへと駆け込んだ。

無事すぐに回復したが、もう無理はしないぞと、38歳の運動不足は胸に誓う。

今はもう強くなりたいという気持ちもないし、健康体型維持という意味で、愛している格闘技(ガチの格オタなので)を長く続けていければと思っている。

何よりも、自分はすぐに友達ができるタイプではあるのだが、所属コミュニティを辞める度に疎遠になってしまうという習性があり(多くの人がある程度同様だと思うが)、せっかく築いた人間関係を維持できず、結果疎遠になってしまうという、本当ちょっとした悩みをここ数年抱えていた。友人の存在は本当に宝だと思うので。

でも、最近は5年ぶりに一時期の大親友や、前々職の仲間と再会することができた。

何か自分の中で流れが来てる。

これからの人生は築いた人間関係を今まで以上に大切に、というか普通に仲良く接してくれた仲間をめちゃくちゃ大切にしようと思っている。