もらっちゃいけない戦い

今日はキックボクシングクラス!

でも正直なところ、肋間神経痛が治っていない。まだ深めの呼吸をしたり、腹筋運動をしたり、ジャンプしたりすると痛い。

なので、今日は基礎練だけにして、スパーリングはやめておこうと思ったのだけど、やっぱりスパーリングは楽しいから参加してしまった。

腹部〜胸部に強い打撃をもらってしまったらゲームオーバーなので、今日はディフェンシブに戦おうと思った。あとギリギリ貰わない距離感を意識して戦った。

1戦目は、名前は知らないが16歳の少年。彼とは毎回スパーするし、体格も近く、実力も拮抗気味なので、良きライバルである。彼は成長著しいし、スピードが速く、教わったことを愚直に試してくる強敵だ。しかし、今日の彼は攻め気が強すぎたためか、両手のガードが疎かだった。冷静にそこを攻めた。まあただ、手負いの自分ごときでは勝利に至らなかった。スパーリング後に、

俺「どんどん強くなってますね」
彼「いや、(そちらこそ)すごい強くなってますよ」

という称え合う会話ができた。でも正直、彼のほうが強いので、お世辞言ってくれたのかなぁ、いい人だなあと思った。

2戦目は、初見のすごく白くて細い人。果敢に攻めて、バックハンドブローを頻繁にやってくる。戦うとすぐわかる、初心者だ。ただ、あまり強く打つと怪我させちゃいそうなので、軽めに当てたりした。バックハンドブローって本気でやらないと、スピードも威力もないし、見易いし、打ち終わりがスキだらけなので、使わないほうがいいのになあと思いながら、打ち終わりにストレートを合わせた。

3戦目は、今日ミットやコンビネーションでペアになったおじさん。デンプシーロール風な攻め方をしてくる。ただ、この人も初心者だった。めちゃくちゃ圧をかけてくるが、動きが単調なため、それをジャブとステップでいなしてからのストレートやアッパーが良く決まった。

今日は痛みと付き合いながら上手く戦えたと思う。たまたま初心者の方が多かったので、距離感を試したり、当てる感覚を掴んだりすることができたか気がする。スパーリングをしてくれた方々ありがとうございます。早く肋間神経痛を治して、全開で戦いたい!