華金はレスリング。いつも通りタックルの打ち込みとスパーリングを中心に練習した。
今日はスパーリングを6ラウンドこなしたが、貧血の症状は出なかった。前回の記事に書いた通り、この1週間一切の酒を断ったことと、鉄分を摂取したことが功を奏したのかもしれない。仮説検証により、結果が出たような気がして嬉しいが、まだ成功とは言えない。引き続き検証していこうと思う。
今日はレスリングが少しだけわかった気がした。それもそのはず昨日、キッククラスをサボって、本とYouTubeでレスリングについて学んだのだ。
なぜそんな事をしたかと言えば、毎週毎週レスリングをやっているのに全然上達しなくて、とんでもなく、ものすご〜く落ち込んでいたからだ。スパーリングもあっさりと負け続け、練習に参加して間もない人にもやられたり、プライドがズタボロ雑巾のようになっていたのだ。
練習というのは、がむしゃらにやっても、上達速度が得られるわけではない。無駄なことは徹底的に省いて、いかに効率良く、最小の練習で最大の上達をするかを考え続けなければならない。
そんな思考の結果、練習に出ずに、今まで教わった事の整理・分析、本による技術理解、映像によるイメージトレーニングをしたのだ。
教わったことがふわふわと体系化できていない状態でスパーリングをやっても、何もかもがわからなくなる。なぜ脚を取られたのか?なぜ倒されたのか?なぜタックルが入らないのか?そういう混乱した状態でスパーリングをやってもただ負け続けるだけで、メンタルもボロボロになり、負のスパイラルにはまり込んでしまう。それどころか、「やっぱ自分には向いていないのかも..」「もう、格闘技やめようかな..」という思考が四六時中浮かんでくるようになり、ぶっちゃけ日常生活にも支障が出るようになってしまう..w(多くの人はここで挫折する)
それは勿体ない。僕はどんなスキルでも、適切に努力すれば、プロは無理でも、必ずアマチュアトップレベルまでにはなれると信じて、これまで色々なことに挑戦してきたのだ。
熱くなって話はそれたが、とにかくレスリングの勉強を自分なりにして、スパーリングで試すことを決めてからジムへ向かったら、結構上手くいった。
レスリングって力比べじゃないんだなと体感できたし、如何に相手の力を利用して効率よく、できれば楽に戦うべきかをほんの少しだけ理解できた(MMAでのレスリングの話)。
格闘技は、対人でやる個人競技なので、優劣が特に見えやすく、物理的な痛みを伴い、身体を痛める競技特性上、今後ずっと悔しい気持ちや挫折感が付きまとうけど、だからこそ面白さもあるんだよなと思った。
貧血問題は解決の兆しが見えて来たし、レスリングは楽しくなってきたし、仲間との会話も弾み、良い華金だった。
ちなみに読んだ本はこれ↓